IPO投資その後
この記事は ねとけん Advent Calendar 2018 22日目の記事です。
ネットでお金を手に入れて健康に。
ローリスクで余らせているお金を増やす方法の一つとしてIPO投資がある。
2015年の末あたりから始めたIPO投資がその後どうなったのかを書く。
2015-2018 結果
年 | 銘柄 | 利益(税引前) |
---|---|---|
2015 | ラクス | 247,000 |
2016 | ジャパンミート | ホールド |
2016 | コメダホールディングス | -700 |
2016 | 三井不ロジパーク | 1,400 |
2016 | 九州旅客鉄道 | 90,000 |
2016 | リネットジャパン | 170,000 |
2017 | No. 1 | 189,000 |
2017 | LIXILビバ | -300 |
2017 | ソウルドアウト | 91,300 |
2017 | トランザス | 221,000 |
2017 | SGホールディングス | 28,000 |
2017 | オプトラン | 97,600 |
2018 | ファイバーゲート | 133,800 |
2018 | GA technologies | 294,000 |
2018 | ギフト | 16,2000 |
感想
- みずほ、SBI、MUFGMS以外はほとんど当たってない
- 資金あれこれするのが面倒だけど銘柄を間違えなければ着実に儲かる
ちなみに
本当は自宅マンション投資について書こうと思ったけど、まだ形になった結果が出てないのでまたの機会に…
IPO投資について
この記事は ねとけん Advent Calendar 2015 25日目の記事です。
ネットでお金を手に入れて健康に。
ローリスクで余らせているお金を増やす方法の一つとしてIPO投資がある。
これ系の記事は色々あるけど、アフィリエイト無し、資金量一般市民レベルがやったらどうなったかみたいな感じで簡単に書いた。
IPO投資とは
参考ページ www.ipokiso.com
簡単に言うと
- 証券会社に口座を作って
- IPO(新規公開株)申し込みをして
- 当選したら
- それを寄り付きで売る
という非常に単純な投資方法。
簡単に儲かる?
実際にはどんな銘柄も儲かるわけではなく、以下の様な要素で銘柄ごとに大きく差がある。
マイナスになる銘柄も存在する。市場の状態が悪く公募割れが多発した時期も過去には存在した。
- 株式の売り出し規模
- 上場市場
- 株式市場の状態
- 大株主のロックアップ
- 業種
参考ページ: IPO上場企業
儲かる銘柄
以下の様な感じのものが儲かる。
例:
ネオジャパン(3921): 公募価格2,900円 -> 初値14,550円(公募価格比+401.7%)
ダブルスタンダード(3925): 公募価格2,190円 -> 初値5,010円(公募価格比+128.8%)
- 株式の売り出し規模 -> 小規模 ~ やや中規模
- 上場市場 -> マザーズ
- 株式市場の状態 -> 良好
- 大株主のロックアップ -> あり
- 業種 -> IT, 流行の何か
当然という感じがあるが、売り出しが少ない(希少)で新興市場に上場するIT系銘柄が強い。
投資判断について書いてあるブログがいっぱいあるのでそれらを参考にして雰囲気を掴むと良い。
店頭口座? ネット口座?
証券口座にはリアルに店舗がある店頭口座とネット口座がある。
ここではIPO目線でのみ簡単に説明。
店頭口座
オンライン専業ではない証券会社にあるもの。
抽選ではない支店の担当者の裁量によるIPO割当があるが、基本的に資金力が凄い人向けなので余裕資金が数千万クラスには関係ない。
例外として郵政IPO時は資金力がさほど無くても店頭で割当してくれた証券会社もあった模様。
ネット口座
裁量割当などはなく完全抽選分のみ当選する(例外がありSBI証券はIPOチャレンジポイントというものがあって、これを使った抽選が裁量割当となっている)。
抽選分は証券会社によって異なるが大手証券会社だと大体全体の10%程度で、オンライン専業証券会社だとそれより抽選比率は高くなる。
今回はネット口座のみ開設した。
抽選の割合?
上の口座の説明で抽選の割合についても触れたが、これはインターネット上に公開されており、以下のページからデータをダウンロードできる。
新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況 | 日本証券業協会
そして、上のデータを見る限りでは抽選だとよほど株が余ったりしないかぎり1証券会社で1単元が当選上限。
利益の計算
株価は1株の値段で、最近の銘柄は大体100株で1単元として取引される。
(初値 * 1単元 - 公募価格 * 1単元) * 税金20.315% = 利益 という感じになる。
上に例に上げたネオジャパン(3921)で計算すると
(14550 * 100 - 2900 * 100) * (1 - 0.20315) = 利益928,330円(売却手数料除く) となる。
実際にやってみた
使用した証券会社
インターネットから主幹事以外のIPO申し込みができる証券会社全て
SBI証券、松井証券、楽天証券、マネックス証券、岡三証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券、SMBC日興証券、東海東京証券、大和証券、みずほ証券、丸三証券、HS証券、野村證券、岩井コスモ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、むさし証券、安藤証券 (順不同)
※これ以外にもSMBCフレンド証券や東洋証券があるが、ネット口座では主幹事案件しか申し込めないので当該証券の主幹事案件が無い今回は申し込まず
IPO投資系サイト見るとコレを抑えておけみたいなおすすめがあるが、全部開いてしまったほうが後々楽になる。
IPO投資開始時期
口座開設の関係で 2015/11/16 からIPO投資開始
2015/11/16 以降の2015年度分の銘柄に対して申し込みを行う
参考情報
スケジュールはこのページを参考にした: IPOスケジュール
投資判断についてはこのページを参考にした: IPO | The Goal
以下の銘柄は益が出るかどうか怪しかったのでIPO申し込みを行わなかった
結果
当選銘柄
利益
公募価格1,080円 -> 初値3,550円(公募価格比+228.7%)
(3550 * 100 - 1080 * 100) * (1 - 0.20315) = 利益196,822円(売却手数料除く)
売却の様子
感想
一切当たらなかったら心折れそうだったけど当たってよかった。
宝くじよりか当たる確率は高そうだし、ただ申し込むだけの簡単運用だし、申し込む銘柄も少し考えれば損する確率も低いので、普段死なせている生活防衛資金とか回して運用するのもいいと思った。
IPOする銘柄の目論見書を読むのも楽しくてよい。
ちなみに
唯一あたったラクス(3923)のチャートを見たら(2015/12/24現在)こんな感じだった。
IvyBridge && ESXi && CentOS環境でirqbalanceが起動後数秒で終了する問題
環境
- CPU
- IvyBridge系
- Hypervisor
- Guest OS (Virtual CPU: 1Socket 4Core)
- irqbalance (rpm package)
- irqbalance-1.0.4-8.el6_5.x86_64
問題
上記環境でirqbalanceを実行すると以下のように数秒で終了してしまう。
終了時の標準出力も無し。
[root@testvm1:~]$ time /usr/sbin/irqbalance -d # 省略 real 0m9.578s user 0m0.002s sys 0m0.003s
原因
以下2つの挙動が重なって今回の問題が発生していた。
1.Sandy Bridge構成とIvy Bridge構成とではVMから見えるCache domainの数が異なる
- Sandy Bridge -> Core毎にCache domainがある
[root@testvm2:~]$ /usr/sbin/irqbalance -d Package 0: numa_node is 0 cpu mask is 000000ff (load 0) Cache domain 0: numa_node is 0 cpu mask is 00000001 (load 0) CPU number 0 numa_node is 0 (load 0) Cache domain 1: numa_node is 0 cpu mask is 00000002 (load 0) CPU number 1 numa_node is 0 (load 0) Cache domain 2: numa_node is 0 cpu mask is 00000004 (load 0) CPU number 2 numa_node is 0 (load 0) Cache domain 3: numa_node is 0 cpu mask is 00000008 (load 0) CPU number 3 numa_node is 0 (load 0) # 省略
- Ivy Bridge -> Socket毎にCache domainがある
[root@testvm1:~]$ /usr/sbin/irqbalance -d Package 0: numa_node is 0 cpu mask is 0000000f (load 0) Cache domain 0: numa_node is 0 cpu mask is 0000000f (load 0) CPU number 0 numa_node is 0 (load 0) CPU number 1 numa_node is 0 (load 0) CPU number 2 numa_node is 0 (load 0) CPU number 3 numa_node is 0 (load 0) # 省略
2.rpm packageのirqbalanceはCache domainが1つしかない場合正常終了する
多分これでbug報告されているのと同じ: https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1052166
[root@testvm1:~]$ /etc/init.d/irqbalance start Starting irqbalance: [ OK ] [root@testvm1:~]$ strace -p `ps aux|grep irqbalanc[e]|awk '{print $2}'` # 省略 unlink("/var/run/irqbalance.pid") = 0 exit_group(0) = ? Process 1916 detached
対応
Cache domainが2つ以上になるようにVirtual CPUの構成を 1Socket 4Core から 2Socket 2Core に変更し問題を回避。
はてなブログに移行した
特に理由は無いけれど、はてなブログに移行した。
自分用 Gifzo Server Test
背景
Gifzo Windows Client のソースが公開されていたので、自分用にするために作成
uploader 設置
# https://github.com/send/gyazo-sinatra 利用 git clone git://github.com/send/gyazo-sinatra.git vi gyazo-sinatra/app.rb #----------------------------------- configure do set :dbm_path, 'db/id' set :image_dir, 'public' set :image_url, 'http://gyazo.example.com' end ... post '/gif' do data = request[:data][:tempfile].read hash = Digest::MD5.hexdigest(data).to_s File.open("/tmp/#{hash}.mp4", 'w'){|f| f.write(data)} ret = system("sh /path/to/gyazo-sinatra/convert_mp4togif.sh #{hash}") "#{options.image_url}/#{hash}.gif" end #----------------------------------- vi /usr/local/nginx/conf/nginx.conf #----------------------------------- server { listen 80; server_name gyazo.example.com; root /path/to/gyazo-sinatra/public/; access_log /var/log/nginx/gyazo.example.com.log main; passenger_enabled on; } #-----------------------------------
converter 設置
sudo aptitude install ffmepg sudo aptitude install graphicsmagick vi gyazo-sinatra/convert_mp4togif.sh #----------------------------------- #!/bin/sh set -e HASH=$1 /usr/bin/ffmpeg -i /tmp/${HASH}.mp4 -r 10 /tmp/${HASH}_%04d.png /usr/bin/gm convert -delay 20 /tmp/${HASH}_*.png /path/to/gyazo-sinatra/public/${HASH}.gif rm -f /tmp/${HASH}* #-----------------------------------
Debian wheezy で aptitude upgrade やったら Ruby で一部の https にアクセスできなくなった件
原因
aptitude upgrade によって OpenSSL が 1.0.1 にアップデートされたことによって TLS 1.1、TLS 1.2 に対応したが、
Ruby 1.9.3-p194 付属の OpenSSL 拡張がそれに対応していなかった
解決
手っ取り早く OpenSSL 1.0.0j をソースコンパイルして Ruby の OpenSSL 拡張を再コンパイルして解決
コマンド
# 接続できないことを確認 $ ruby -e 'require "open-uri";require "openssl";OpenSSL::SSL::VERIFY_PEER = OpenSSL::SSL::VERIFY_NONE;open("https://www.sbisec.co.jp/")' -e:1: warning: already initialized constant VERIFY_PEER /usr/local/lib/ruby/1.9.1/net/http.rb:799:in `connect': Connection reset by peer - SSL_connect (Errno::ECONNRESET) from /usr/local/lib/ruby/1.9.1/net/http.rb:799:in `block in connect' from /usr/local/lib/ruby/1.9.1/timeout.rb:54:in `timeout' from /usr/local/lib/ruby/1.9.1/timeout.rb:99:in `timeout' from /usr/local/lib/ruby/1.9.1/net/http.rb:799:in `connect' from /usr/local/lib/ruby/1.9.1/net/http.rb:755:in `do_start' from /usr/local/lib/ruby/1.9.1/net/http.rb:744:in `start' from /usr/local/lib/ruby/1.9.1/open-uri.rb:306:in `open_http' from /usr/local/lib/ruby/1.9.1/open-uri.rb:775:in `buffer_open' from /usr/local/lib/ruby/1.9.1/open-uri.rb:203:in `block in open_loop' from /usr/local/lib/ruby/1.9.1/open-uri.rb:201:in `catch' from /usr/local/lib/ruby/1.9.1/open-uri.rb:201:in `open_loop' from /usr/local/lib/ruby/1.9.1/open-uri.rb:146:in `open_uri' from /usr/local/lib/ruby/1.9.1/open-uri.rb:677:in `open' from /usr/local/lib/ruby/1.9.1/open-uri.rb:33:in `open' from -e:1:in `<main>' $ # OpenSSL インストール cd /home/src wget http://www.openssl.org/source/openssl-1.0.0j.tar.gz -P archives/ tar zxvf archives/openssl-1.0.0j.tar.gz cd openssl-1.0.0j ./config shared make sudo make install # Ruby OpenSSL 拡張再コンパイル cd /home/src/ruby-1.9.3-p194/ext/openssl ruby extconf.rb --with-openssl-dir=/usr/local/ssl make sudo make install # 接続できることを確認 $ ruby -e 'require "open-uri";require "openssl";OpenSSL::SSL::VERIFY_PEER = OpenSSL::SSL::VERIFY_NONE;open("https://www.sbisec.co.jp/")' -e:1: warning: already initialized constant VERIFY_PEER $